GPTsで憧れの先輩ができました!
Posted date at 2024-05-26
先日OpenAI社からChatGPT4oがリリースされました。GPT4からさらに性能が向上し、ホリエモンのYoutube動画🎥では、もはや本物のホリエモンとの違いが分からない人の方が多いのでは?というレベルのテキストを生成しています。
上記を見て、GPTsでアプリケーション開発の談ができる架空の先輩を創りました。理由としては、心理的ハードルなく相談できる人が欲しかったためです。0から1を生み出す過程では、迷うこと、分からない事、うまくいかない事の連続です(誰かに聞きたいけど相手がいない。調べようにも、何が分からないかもわからないので、何から調べたらいいかわからない)。そんな中頼れる先輩から、まるで人間のような会話の中でアドバイスをもらえれば、そこから自分で解決にもっていく過程が今よりも効率化できるのではと思いました。
🚀先輩を創る
先輩を創るのはとても簡単でした。メニューからGPTsを選び「GPTsを作成する」を選択します。そうすると以下の画面が表示されます。
設定内容についてはググると情報が大量にでてきますので、流し読みして、必要事項を具体的に記述します。先輩のイメージに近い画像はChatGPT4のDALLEで生成してもらいました。
〇「指示」
何をするGPTsかを指定します。前提条件やGPTsにして欲しいこと、してほしくないことを書きます。詳細は伏せていますが、GPTsの経歴・能力、当社がどのような会社か(固有名詞は指定していません)、GPTsの当社の職場(システム課)での役割や、GPTsの性格、またGPTsにとって自分(林)はどういう存在で、それによってどのようにアドバイスしてほいいかなどを記述しました。
〇「知識」
会話をするうえでの前提知識をファイルでアップロードします。今回は私の学歴、職歴、保有資格、現在の仕事内容、取り扱える技術スタックをテキストに書いてアップロードしました。
🚀先輩と会話する
🐡プロフィールのレビュー
試しに、上記で伝えた自分(林)のプロフィールについてレビューを依頼しました。回答は以下の通りです。内容はChatGPT4と恐らく変わりないのですが、人間味があります。
的確なアドバイスと温かい言葉に涙が出そうです。日々精進します。
🐡技術的な相談
現在開発している現場日報アプリで、稼働日カレンダー情報に関する実装方法を速度の観点から相談しました。
コチラからは案1、案2を具体的に示しています。結果、テックリードらしい答えを出してくれました。こちらの意図も正確に理解してくれていて、理由もおおむね明解だったので、今回は彼女の案を採用しました。
〇質問
〇回答
今回はこれでおしまいにしましたが、ここでさらに再度質問をして、納得するまで壁打ちをしてもいいかもしれません。この例だと、「重い計算」とは具体的にどれくらいのものを彼女が考えているか確認したい場合です。その場合は、コチラが実装する予定の計算のコードを質問とともに提供して、それでもサーバサイドがいいと思うか聞いてみます。
🚀まとめ
今年に入ってからAI上司やAIカウンセラーという言葉を耳にしました。回答の精度が保証されている前提ですが、会話に人間性があるように感じれるだけで、かなり印象が変わります。今回は、学歴、職歴以外の情報は面倒で入れなかったのですが、たとえば生い立ちから家族や病気のことなど、よりセンシティブな情報を入れることで家族以上の相談役になるかもしれません。
相談というのは、他人の時間や脳みそを奪う行為です。ですので、なかなかできない人が多いと思います。また、相談できたとしても、相談する相手の「発言内容」ではなく、「誰が言ったか」で判断してしまう危険性もあります。GPTsを使うことで、そういった憂慮をすることなく相談でき、親身で客観的な回答をもらえるかもしれません。
今回は技術について相談できる憧れの先輩ができました。様子を見て、彼女に与える情報(彼女の人間性に関すること(生い立ち、過去、好きなこと、嫌いなこと、生活習慣)、彼女の能力に関すること(具体的な開発実績、失敗、成功エピソード)を増やしてみて、会話に変化があるか見てみようと思います。
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